一般情報

民族

パプアニューギニアの部族は800以上と言われております。パプア人とメラネシア人の子孫が主流です。

フィジー、ニューカレドニア、バヌアツの島民と近い関係にあります。

歴史

3万年以上前から人が住んでいますが、ヨーロッパ人に知られたのは、ポルトガルの探検家ダブルーが本島周辺を航海した1512年のことです。

その後オランダ人の探検家がアフリカのギニアの名前を取ってニューギニアと名付けました。やがて伝統的な文化は宣教師や貿易商の影響を受けることとなり、パプアニューギニアの文化遺産は主として孤立した小村落に残っています。

第二次世界大戦中は、国の一部が日本軍に占領され、連合軍との激しい戦闘が繰り広げられました。こうした戦争の残骸が国中に残っています。
マダンやラバウルの近くの海底には撃沈された戦艦や撃墜された航空機が眠っています。

パプアニューギアは1975年に独立しましたが、オーストラリアとの強いつながりは続いています。

一般情報

位置: 南半球の赤道の近く、オセアニア地区に位置します。

時差: 日本との時差はプラス 1 時間です。

面積: 46.2万平方キロメートル(日本の約1.25倍)

人口: 約861万人(2018年 世界銀行)

首都: ポートモレスビー (Port Moresby)

国の構成: ニューギニア島の東半分をはじめとする600の島々からなり20州と一つの自治州(ブーゲンビル自治州)および首都区です。

言語: 英語(公用語)、ピジン語、モツ語等 (その他、約800の言語)

天候: 熱 帯気候のため高温多湿で雨季と乾季があります。ほとんどの場所は、5月から11月が乾季、12月から3月が雨季とな りますが、ソロモン湾に面するラエから アロタウの地域、ポートモレスビーは乾季と雨季が逆で4月から9月が雨季となります。気温は年間を通して、ポートモレスビーで27℃、ハイランド地方では 夜間になるとは10℃近くまで冷え込むこともあります。

通貨: パプアニューギニアの通貨はキナとトヤで、1キナが100トヤとなります。交換レートは銀行、新聞、ホテルに掲示されています。ジャクソン空港と銀行にある両替所は月曜から木曜は午前9時から午後3時まで、金曜は午前9時から午 後4時まで営業しています。大きなホテルやお店ではクレジットカードを利用することも可能です。紙幣は100キナ、50キナ、20キナ、5キナ、2キナ、硬貨は1キナがあります。トラベラーズチェックと国際クレジットカードは大きなホテルやレストランで使えます。

世界遺産: 平成2008年7月7日にパプアニューギニアのクックの農業遺跡が世界遺産に登録されました。

産業 : パプアニューギニアの主な産業は鉱山業、石油、油やし、ココア、ココナツ、コーヒー、木材と水産物です。

宗教 : それぞれの地方の人々により宗教と儀式は異なりますが、主な宗教はキリスト教です。

国際電話の国コード
パプアニューギニアは+675です。

電圧 : 電灯線の電圧は240ボルトです。電気器具のプラグは3つ穴式、ハの字型です。一部のホテルでは髭剃りやヘアドライヤー用に客室に110ボルトのコンセントを設置しています。

服装 : 1年を通して半袖半ズボンというカジュアルな服装が一般的です。昼間は気温が高く、日差しも強い ため、帽子、サングラス、日焼け止め、ミネラルウォーター等を用意する事をお勧めします。サンダル、スニーカー、ジョギングシューズでは入れないバーやレ ストランもありますので、ご注意下さい。また、セピック川流域やブッシュ(草むら)ではマラリア予防のため、長袖、長ズボン、丈夫なウォーキングシューズが必要です。高地では早朝、夜間に急激に冷え込もこともあるので、長ズボンやセーター、ジャケットの用意もお勧めします。

飲み水 : 一般的に水道水は安全とされていますが、スーパーマケットなどでミネラルウォーターを購入することをお勧めします。ホテルの水も沸騰させてから飲むことをお勧めします。

重要なお知らせ

【PNG出国時Green Fee開始のお知らせ】
現在PNG出国の際にGreen Feeと言う名目で50キナ(または$US12)が課されます。
出国の際、現金またはクレジットカードでお支払いください。
尚、基本的には下記のカテゴリーの方は免除されます。
パプアニューギニアの旅券保持者 航空会社、船会社の乗務員、外交官、軍関係、12歳以下の子供、トランジットの場合(12時間以内の乗継ぎ)等
【PNGDAC(デジタル入国カード)開始のお知らせ】
2025年10月1日より、紙の入国カードに代わり、パプアニューギニアへの渡航者にデジタルで入国の登録が義務付けられました。
下記ウエブサイトにパソコンかスマホでアクセスし、パプアニューギニアに入国する予定日時の72時間前から当日入国日までの間に登録を済ませるようにしてください。
(登録済みのコンファーメーションを保存しておいてください。)

https://pngdac.ica.gov.pg/sbs-dac-ui/#/home

万が一事前にオンライン登録がお済みでない場合、空港のアライバルエリアの端末でも入力が可能です。
また当面移行期間中は、従来の紙のアライバルカードも入手可能です。
大使館の閉館日のお知らせ

<大使館 年末年始スケジュール>
・2025年12月22日(月)~2026年1月4日まで閉館いたします。
・ビザの申請につきましては12月12日(金)までに申請お願い致します。
・ビザの受取りは12月17日(水)が最終日となります。
・来年ビザの受付は1月6日(火)からとなります。

<1月>
1月12日(月)成人の日

ビザ申請についてご案内

<ビザ申請/受領の曜日について>
週3日、火曜日、水曜日、金曜日(祝日を除く)となっております。
(受付時間)10:00-12:00 & 14:00-15:00
(受領時間)14:00-15:00

※ビザに関するお問い合わせもできるだけビザ受付日にお願いします。
※ビザ申請より発給まで約一週間かかります。

ビザ料金

商用シングルビザ
36,000円(大使館発給手数料を含む)
商用マルチビザ
60,000円(大使館発給手数料を含む)
観光ビザ
6,000円(大使館発給手数料として)
その他ビザも大使館発給手数料として6,000円頂戴いたします。

  • 日本国籍で一般旅券保持者の方もポートモレスビーの空港にて、アライバルビザ(ビジター観光ビザ)の取得が再開致しました。アライバルカウンターでの行列、混雑が予想される為、できるだけ事前にビザ取得されていくことをお勧めします(2025年12月19日更新)。
  • 日本国籍で外交・公用旅券保持者に限り2023年9月末よりポートモレスビーの空港にてアライバルビザ取得が可能となりました。
    こちらをご参照の上、渡航の際にはリリースを印刷してご持参されることをお勧めします。
E-ビザ申請について

オンラインで直接PNG移民局に申請も可能です。オンラインでのビジタービザ申請の際には基本的に銀行残高証明書(英文)のアップロードが必須となります。

オンライン申請:https://ica.gov.pg/